業務用のエアコンの取付は、夏が本格化するよりも前に、理想を言えば春になったら早めに計画して工事を計画するのが正解です。一度既存の業務用エアコンを取り外してから新たに取付をする場合は特に、梅雨が始まる前に済ませる必要性が高いといえます。理由は雨が続いて湿度が高くなり、本体内部のホコリが水分を吸着してカビが増殖したり、カビ臭くなって業務用エアコンが使えなくなる恐れがあるからです。暑さ的には耐えられるとしても、湿度の上昇による湿気に対応できなくなるので、新規の取付にしても交換にしても梅雨前がベストとなります。
夏になってからだと工事の予約を入れるのも難しく、数週間待ちもザラなので注意です。業務用のエアコンは、配管を含めて取付工事をする必要があるので、時間と手間が掛かりますし、下調べが不十分だと後々問題が表面化したり作業が上手く進まなくなります。繁忙期のように余裕がない時は、下調べに割ける時間も限られがちですから、このような事態に陥りやすいです。大切なのは時間的にも気持ち的にも余裕がある時期に検討を済ませ、相談先の候補をリストアップしたり絞り込んで、工事を依頼する相手を選定することです。
業務用エアコンは、文字通りオフィスや商業施設などで使用するものですから、ないと困りますし快適な環境による作業や接客が不可能となります。取付が夏に間に合っても、中途半端な施工ではトラブルのもとになるので、多少費用が高くても信頼できる確かな相手に任せるのがおすすめです。
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