業務用のエアコンは取付が難しくてまさにプロの仕事

業務用エアコンは配管を含めると取付の難易度が非常に高いので、プロに任せるのが前提となることから、繁忙期を避けて早めに相談したり工事を依頼するのが正解です。取付け工事ができる人は限られていますし、業務用エアコンは家庭用よりも知識や技術の専門性が高いので、繁忙期になると人手不足から工事開始も遅くなる傾向があります。通常だと数日待ちで済むところが、繁忙期には数週間待ちが当たり前になり、場合によっては1ヵ月かそれ以上待たされることも珍しくないです。業務用エアコンは容易には故障しませんが、突然壊れることもないとはいえないので、急な故障で急遽交換取付け工事が必要となるケースも想定して、早め早めを心掛けることが大切です。

業務用エアコンの取付は、家庭用と同じく室外機と室内機、配管で構成されますが、室外機と室内機との間に距離があって配管が長くなることも割りとあります。配管は直線的に、曲げを可能な限り少なくするのが理想的で、空気の流れが悪くなることによる損失を避けることが業務用エアコンの性能を引き出すことに繋がります。取付にはこのような専門知識と工事の経験、ノウハウが必要不可欠ですし、配管のレイアウトを考えるセンスも当然ながら求められます。折角高性能な製品を選択しても、工事がマズければ性能を引き出せませんし、掛けたコストが無駄になる恐れがあるので注意です。

工事は素人にできるほど簡単なものではないので、専門性の高さを理解して技術、経験共に優れるプロに任せるべきです。