体温が上昇すると血行が良くなり肌が赤くなります。しかし、乾燥肌が悪化すると、季節や気温の影響を受けなくても肌が赤みを帯びます。乾燥肌による赤みには、いくつかの原因が考えられます。まず、皮膚に透けた血液です。

人間の皮膚は皮下組織や真皮、表皮の層が重なってできており、真皮にはたくさんの毛細血管が張り巡らされています。特に毛細血管が多いのが頬です。乾燥が進むと元々薄い表皮がさらに薄くなるので、真皮を通る毛細血管の血液まで見え始めます。次に、皮膚の炎症です。

肌の表面がボロボロになっているので、普段では何ともない紫外線やホコリといった刺激に過敏に反応します。ピリピリした痛みを伴い、次第に肌が炎症を起こして、赤いかぶれが現れます。そして湿疹です。皮膚の内部が乾燥しているインナードライに多く見られるタイプです。

皮膚内部は水分が足りないですが、表面は皮脂が過剰に分泌され、毛穴に詰まった皮脂が炎症を起こします。毛穴の開きや小さなニキビで赤みを帯びます。肌の赤みは、乾燥肌を改善することが重要です。肌が赤い場合は、なるべく刺激を与えない方が良いです。

洗顔料やスキンケア商品は低刺激を選びます。市販にも保湿だけを目的とした無添加で自然由来の商品があります。乳液や化粧水を肌に浸透させるときは、少量を手に取って押さえつけるようにハンドプレスで馴染ませます。コットンを使うと、乾燥で敏感になった肌に刺激を与えるので注意します。